こんにちは。最近忙しくて、久しぶりの投稿となります💧
これまで小難しい内容が続いていたので、今回は趣味であるアウトドア関連にしたいと思います。
突然ですが、キャンプに行った際に調味料を忘れることってありませんか? 私はキャンプツーリングで苦い経験をしたことが何度かあります(笑)
「調味料が無ければ作ってやろうじゃないか」ってことで、今回は塩を作ってみたいと思います。
準備するもの
準備するもの
- バケツとロープ
- ペットボトルなどの容器
- 安い鍋
- カセットコンロやバーナー
- コーヒードリッパーとフィルター
- 箸、お玉
色々と書いていますが、要するに①海水を汲んで、②不純物を濾して、③煮詰める、事が出来る道具があれば大丈夫です。
私の場合、今回はお試しなので1リットルのペットボトルで作ってみました。
作り方
海水を汲んでくる
取り敢えず海水が無いと何も始まりません。近くの海へと出かけましょう。
ポイントは、「出来るだけ綺麗な海水を汲むこと」になると思います。
ペットボトルを片手に海岸の波打ち際で汲もうとすると砂やゴミなどが入るので、私はバケツとロープを使って防波堤の上から海水を汲みました。
濾過する
海水をゲットしたら、不純物を取り除きます。
今回はコーヒードリッパーとフィルターを使用しましたが、ザルとサラシでも可能です。
ポイントも何も有りません、ただ濾すだけで1分も掛かりません・・・
火にかける
濾過した海水を鍋に入れて、いよいよ煮詰めて行きます。
温かい家の中でカセットコンロを使おうとしたんですが、嫁からNG💧
我が家では寒い外での作業となりました・・・ 家庭円満で文字通り「温かい家庭の人」はお家で作業してください(笑)
海水を煮詰めて蒸発させて行くわけですので効率を考えると、ポイントは①アルミなどの熱伝導の良い鍋を使う、②強い火力を使う、ことかなと思います。
今回はダイソーで買った鍋(150円したけど・・・)とキャンプ用のバーナーを使用しました。
外でカセットコンロを使用すると、風などの影響で火力が弱いと感じます。また、結構長い時間加熱し続けますので使い捨ての安い鍋が良いと思います。
濾過する
沸騰をさせ続けながらしばらく待ちます。(感覚で20分ぐらいだったかな)
すると、透明であった海水が濁り始めます。そのままボケーッと見守り、海水が鍋の1/3ぐらいまでに減ってきたら一度濾過します。
この白い濁りは、硫酸カルシウムが結晶化して出てきたものらしいです。
火傷をしないようにコーヒードリッパーで濾過していきます。
濾過する際に別の容器で受け取るので、加熱用の鍋を一度洗いました。
そこに戻した海水が次の写真ですが、綺麗な透明になっています。
再度加熱する(ラストスパート)
再度火にかけていきますが、ここからは弱火となります。
塩の結晶が見えてきますが、跳ねます。
なのでゆっくりとかき混ぜながら煮詰めていきます。
塩を取り出す
鍋の海水が完全に無くなる手前で火を止めて、最後の濾過をします。
当然ですが、ペーパーに残ったのが塩ですので無意識に捨てないようにしましょう(笑)
で、液体として下におちたものが「にがり」となります。
豆腐を作るときなどに使うのですが、我が家では用事がないので捨てました💧
乾燥させる
フィルターごとそのまま放置して乾燥させます。
途中でフィルターを交換して効率よく水気を切っていきます。
で完成したのがこちらです。
何だか怪しい薬に見えなくもないですが・・・
上物です(笑)
乾燥できたら容器に移して完成です。
少ない量ですが、完成すると割と感動します。
「〇〇の塩」なんてラベルを作ってコレクションするのも面白そうですね。
感想
いざ実食!
食レポは未経験ですが頑張ります。
買った塩のようにサラサラでなくて、少しシットリとした質感でまろやかな塩味です。 ・・・以上です😁
純粋に塩を求めるというより、作るのが楽しいので良しとします。
当然ながら、嫁は味見しません💧 温かい家庭ですので
使った道具について
寒い時期のガスバーナーは効率が低下しますので、私はガソリンストーブ派です。
シングルバーナーはコールマンのホワイトガソリンを使用するやつも持っていますが、これは普通のガソリンで使用できるのが特徴です。
バイクでのキャンプツーリングで大活躍しますし、相当火力が強いのでオススメです!
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塩作りのまとめ
- 綺麗な海水を使う
- 加熱は効率よく
- 最後は優しく(塩が跳ねるので)
- 温かい家庭で家の中で作業できるように努力する
- 食レポの研究をする
如何でしたでしょうか?
初めて塩を作りましたが面白かったですよ! これでキャンプに行っても困らないです。
山のキャンプで海水があるのか?といったツッコミは無しでお願います。