
営業マンは清潔感が大事!
上司やお客様は意外と担当者の足元(靴)を見ています。
今回はレザーシューズのメンテナンス方法について説明したいと思います。
靴磨きについて
最近はビジネスカジュアルが定着化しつつありますが、まだスーツと革靴で仕事をしている方も多いのではないでしょうか?
特に金融関連の仕事であれば、ダークスーツと黒の革靴が定番のスタイルとなっています(笑)
そこで、悩ましいのが靴の手入れですよね。
そこそこ高い革靴を買っても1年しか持たず、毎年買い換えている人もいるかも知れません。
しかしながら、少しのメンテナンスとコツで靴の寿命は格段に伸びます!
これまで靴に費やしていた費用が削減できる可能性がグッと高まるので、お小遣いのセーブに繋がりますよ👍
今回は靴磨きについて、実際に私が行っている方法を紹介したいと思います。
使用するのはリーマン・ショックの年に購入した靴です。

リーマン・ショックは2008年9月だったので、約13年履いています。
靴のブランドはスコッチグレインで約3万円で購入しました。1年当たりのコストは約2,300円ですが、一度ソールを修理していますので実質的には年間3,000円ぐらいですかね。
今回は比較しやすいように右足だけメンテナンスを行って行きます。
用意するもの

用意するもの
- デリケートクリーム(写真右上)
- シュークリーム(同右中)
- ワックス(同右下)
- 各種ブラシ
- ウエス(布切れ)
取り敢えず最低限のメンテナンスができる道具を並べて見ました。
ざっと説明すると、クリーム・ブラシ・布があれば靴磨きが出来ます。
最初だけお金がかかりますが、ブラシやクリームは何年も使用できるのでコスパは良いと思います。
具体的なやり方
1.ブラッシングをして埃を落とす
時間があって本格的に靴磨きをやりたいのであれば靴紐を取った方がいいと思いますが、今回は手を抜いてそのままでやります💦


豚毛のブラシを使用して、力を入れずに全体的にブラッシングします。
埃を掻き出すイメージで「シュッ、シュッ」とリズミカルに動かして、縫い目や靴の上部とソールの間なども丁寧にブラシを掛けていきます。
2.表面の汚れを落とす
次に表面の汚れを落とすのですが、水で濡らして固く絞った雑巾やリムーバーを使用したりします。
個人的にはリムーバーを使用するのが楽だと感じています。
リムーバーには前回のメンテナンスで残っているクリームを落とすのにも効果があります。
前の化粧を落として一度スッピンにしてから新しい化粧をするといったところでしょうか?
いつもはこのリムーバーを使用しています。
使い方はウエス(布切れ)に少量取り、力を入れずに靴の表面を拭くだけですので全く難しくありません。
コツがあるとすれば、使用する前に容器をしっかりと振ることぐらいでしょうか。
3.デリケートクリームを塗る
リムーバーを使用するとスッピンになるので表面の艶が無くなります。
なので次は、デリケートクリームを塗って保湿します。
ファンデーション前の下地のようなものですかね。


このデリケートクリームはサラサラですので指ですくって素早く全体に広げていきます。✋
乾いた靴にスーッと馴染んでいくのがわかるので、結構気持ちが良いです。
4.シュークリームを塗る
次はいよいよシュークリームを塗って行きます。
これまでの経験から塗るのはペネトレイトブラシが一番オススメです。
ポイントは少量で薄く、素早く塗り広げる事ですが、このブラシを使用すると手が汚れずサッと出来ますので便利です。


ブラシの先端に少量のクリームを着けて、素早く全体に塗り広げます。
細かい所は次の工程でカバー出来るので、あまり気にしなくても良いと思います。
5.ブラッシングする(豚毛)
シュークリームを塗り終えたら、第一弾のブラッシングを行います。
ポイントは硬めのブラシ(豚毛)で、先程のクリームを塗り広げる感じです。
力を入れずに全体的にブラッシングして行きます。
この工程により、先程のクリームがさらにムラなく全体行き渡ります。

6.ブラッシングする(馬毛)
次は、馬毛ブラシを使用してブラッシングを行います。
「ブラシを何種類も使用して手間がかかる」と言われるかもしれませんね💦
それぞれの素材によって硬さが異なり、徐々に柔らかいブラシにしていく事で自然と艶が出るようになるのでやっています。
人によっては第一弾のブラシの後はウエスで仕上げる方もいるかと思います。


ちなみに全てのブラッシングに言える事ですが力を入れてゴシゴシしてはいけません。
どのブラシも表面を軽く払う感じで、時間も片方20秒ぐらいで十分です。
7.ブラッシングする(山羊毛)
次はやっと最後のブラッシングとなります。
豚→馬→山羊の順番です。



ここまでのまとめ
記事にすると割と長くなったので、ここまでのまとめを記載したいと思います。
ここまでのまとめ
- 革靴のメンテナンスはブラッシングに始まり、ブラッシングに終わる
- ブラッシングは力を入れずに「シュッ シュッ」とリズミカルに
- シュークリームは少量で十分、厚塗り注意
- ここまでの工程でかかる時間は慣れると一足分(左右)で15分程度
- リムーバー、デリケートクリーム、山羊毛ブラッシングを省略した短縮版なら一足分5分で出来る
8.鏡面仕上げをする
これまでの工程で十分靴は綺麗になりますし、艶も出てきます。
ここから先の工程は少しマニアックになります。
いわゆる鏡面仕上げというもので、靴のつま先と踵の部分を光らす工程になります。

鏡面仕上げに必要なもの
- ワックス
- ネル布
- 水
- 根気
ワックスは各メーカーから「ハイシャイン シューポリッシュ」等の名前でたくさん出ています。
私はこれまで2種類しか使用したことがないですが、このKIWIのパレードグロスが気に入っています。

鏡面仕上げの方法は少しコツが入ります。
爪先や踵部分など光らせたい部分に指で薄く塗り、しばらく乾かします。

次にネル布を指に巻きつけて仕上げて行きます。
写真でもわかるようにほんの少しだけワックスを着け、先程の部分を軽く擦ります。
次に水を一滴ネル布に湿らせて、ワックスを再び少量着けて磨きます。
この時に一番気をつける事は「絶対に力を入れないこと」です。
最初に塗った膜が剥がれますので、あくまで表面を優しく撫でる感覚で行います。

軽く擦っていくと、ワックスと水滴が混ざりながらヌルヌルしてきます。小さな円を描きながら人差し指をくるくると回しながら全体を撫で行きます。
ただし水をつけ過ぎたりするとうまく行きません。
また同じところばかりすると革が水分でふやけるような感じになるので、上手くいかなければ一度中止して他の靴を磨きましょう。
ワックス・水(水滴)・ワックス・水(水滴)と交互に付けながら、絶えずヌルヌルの状態を維持しながら表面を撫でて行きます。
これを3セットぐらいすればそこそこ光ります。



後はどこで止めるかですね。時間を掛けてとことんすれば本当に鏡のように顔が映るようになります。
さすがにそこまでするのには手間がかかるので、どこで納得するかですね。
鏡面仕上げのコツ
- 光らす場所は爪先や踵などの革が硬いところだけ
- 最初のひと塗りは薄く塗る
- 光らすにはネル布が最適
- ネル布を指に巻くときは革と接する部分にシワができないように
- 水はネル布を湿らす程度、付け過ぎ注意
- 力を入れずに撫でるように
- 小さい円を描きながら磨き、ヌルヌルとなる状態を維持する
- 同じ側ばかりに集中せず交互にやる
最後に
靴のメンテナンス方法について素人が解説させて頂きましたが如何でしょうか?
最初は難しく感じるかもしれませんが、すぐに慣れますので安心してください。
自分でメンテナンスを行うと愛着も沸きますし、磨いた靴で仕事をすると上司や女性社員からのウケは良いと思います。
後は同じ靴を毎日履くのはやめて、3足ぐらいをローテーションすることで劇的に靴の寿命は伸びます。
ソールや踵の補修は必要になるかも知れませんが、メンテナンス・ローテーションにより最低でも5年は使用出来ると思います。
良い靴を大事にしながら長く履くのも良いもんですよ。
2万円程度の靴を毎年買い替えれば、5年間で10万円のコストとなります。
3万円程度の靴3足をローテーションしながら5年使用するとコストは9万円となり安くなります。
また、丁寧にメンテナンスをすれば5年以上は十分使用できるので賢いお金の使い方であると個人的には考えています。
「良いものを長く使う」ことは節約の第一歩かも知れません。